| k-unetの活動 | マンスリーレター |
No.112 2020年2月28日
| 今月のお知らせ |
■ 会員の状況
■ 活動状況
■ 予定
■ k-unetサイトの新情報
(1) ホームページのリニューアル
| 新入会員: なし |
| 退会会員: なし |
| ご逝去: なし |
| 2月26日現在の k-unet 会員数は 441 名です。 |
■ 活動状況
| (1) 1月28日 | サロンk-unet&PCアートコンテスト投票結果発表会 |
|
| (2) 1月29日 | 2019年度関西地区 | パソコン研修会 |
| (3) 2月10日 | ホームページのリニューアル実施 | |
| (4) 2月21日 | 第6回運営委員会 | |
| (5) 2月21日 | 第5回パソコン研修会 |
■ 予定
| (1) 4月10日 | 2020年度第1回運営委員会 | (新宿区四谷地域センター) |
| (2) 4月28日 | k-unet年次総会 | (新宿区四谷地域センター) |
| (注) 3月11日開催予定だった第6回パソコン研修会は新型コロナウイルス感染予防のため延期する こととなりました。改めて連絡します。 | |
(1) ホームページのリニューアル
k-unetのホームページをスマホにも対応するため、2月10日に新たなホームページへの切り替えを実施しました。
こちらをご覧ください。
(2) 2019年度PCアートコンテスト 担当: 町田 香子
☆恋しい普通の生活☆
今、毎日が憂鬱です。マスコミが日々騒いでる新型コロナウイルス感染ニュースに、先行きの見えない不安でどうにも心が晴れません。
他人事と思っていた私の日常も大きな変化が押し寄せています。外に出れば、ドラッグストアに開店2時間前からマスクを買う人々が群れを成し、電車内ではマスク内で咳をしても針のような視線が飛んで、八つ裂きにされそうです。先日は、OLがつり革の白い部分を除菌ティッシュで拭いてましたし、幼児が「クシュン!」とした途端、よそのオバサマから「まあ、子どものクシャミなら許せるけど・・・」とよくわからない大きなつぶやきが聞こえました。
今、まさに感染力に敏感に対応した店が、私がよく行く某・大規模コーヒーチェーン店だったのでびっくりしました。牛乳や無脂肪乳、砂糖など無料で置いてあったコンディメント・バーを無くしたのです。思わず、楽しみを取られた子どものごとく、「牛乳ボトルはどこに?」と店員さんに聞くと、多分私のような客が何人もいたのでしょうか、慣れた手つきで紙コップに注いだ牛乳を手渡しでくれたのです。
そして自分の差し迫った来月の予定まで、スケジュール変更の連絡が続々と入ってきています。学生の卒業式後の懇親会の裏方で働くはずが、200人以上集まる会合はキャンセルとなり、その後の「裏方打ち上げ」の話も雲散霧消です。また、手術後や身体の弱い人への取材も見合わせようという傾向も出てきてしまいました。でも、そんな自分の仕事はともかくとしても、あのクルーズ船の感染威力には、身が縮む思いです。もし自分が乗船していたらと思うといたたまれない気持ちです。以前、海上自衛隊の艦艇の見学で、隔離部屋というのを見てショックを受けました。インフルエンザなどの対策でしょうが、暗くて狭くて寂しく、厳戒態勢を意味していました。そのような部屋もないクルーズ船では「豪華な旅」も恐怖にかき消され、運命のいたずらを呪ったに違いないと思うのです。
この感染ニュースですでに一番悲しいことを経験しました。1月末に1年間の日本語レッスンを終えて帰国する中国留学生との別れです。中国全土の感染力がわかるアプリを見せてくれたのですが、所々が真っ赤になって猛威を振るっています。「この菌の中にこの子を帰してよいものか」と思っていたら、なんだか可哀想で涙が出てきてしまいました。でも反対にその子に慰められました。「母子家庭だけど、母と2人で家の中で頑張って過ごします。大学は休校だから、それまでたくさん勉強できます。町田さんこそ、病気になったらダメよ。日本の患者さんが早く治るように祈ります」と。
あらためて、このようなパンデミック的な事件の無かった普通の生活がいかに貴重で大切なものだったのかを噛みしめ、その日常が恋しく思う毎日です。
今、毎日が憂鬱です。マスコミが日々騒いでる新型コロナウイルス感染ニュースに、先行きの見えない不安でどうにも心が晴れません。
他人事と思っていた私の日常も大きな変化が押し寄せています。外に出れば、ドラッグストアに開店2時間前からマスクを買う人々が群れを成し、電車内ではマスク内で咳をしても針のような視線が飛んで、八つ裂きにされそうです。先日は、OLがつり革の白い部分を除菌ティッシュで拭いてましたし、幼児が「クシュン!」とした途端、よそのオバサマから「まあ、子どものクシャミなら許せるけど・・・」とよくわからない大きなつぶやきが聞こえました。
今、まさに感染力に敏感に対応した店が、私がよく行く某・大規模コーヒーチェーン店だったのでびっくりしました。牛乳や無脂肪乳、砂糖など無料で置いてあったコンディメント・バーを無くしたのです。思わず、楽しみを取られた子どものごとく、「牛乳ボトルはどこに?」と店員さんに聞くと、多分私のような客が何人もいたのでしょうか、慣れた手つきで紙コップに注いだ牛乳を手渡しでくれたのです。
そして自分の差し迫った来月の予定まで、スケジュール変更の連絡が続々と入ってきています。学生の卒業式後の懇親会の裏方で働くはずが、200人以上集まる会合はキャンセルとなり、その後の「裏方打ち上げ」の話も雲散霧消です。また、手術後や身体の弱い人への取材も見合わせようという傾向も出てきてしまいました。でも、そんな自分の仕事はともかくとしても、あのクルーズ船の感染威力には、身が縮む思いです。もし自分が乗船していたらと思うといたたまれない気持ちです。以前、海上自衛隊の艦艇の見学で、隔離部屋というのを見てショックを受けました。インフルエンザなどの対策でしょうが、暗くて狭くて寂しく、厳戒態勢を意味していました。そのような部屋もないクルーズ船では「豪華な旅」も恐怖にかき消され、運命のいたずらを呪ったに違いないと思うのです。
この感染ニュースですでに一番悲しいことを経験しました。1月末に1年間の日本語レッスンを終えて帰国する中国留学生との別れです。中国全土の感染力がわかるアプリを見せてくれたのですが、所々が真っ赤になって猛威を振るっています。「この菌の中にこの子を帰してよいものか」と思っていたら、なんだか可哀想で涙が出てきてしまいました。でも反対にその子に慰められました。「母子家庭だけど、母と2人で家の中で頑張って過ごします。大学は休校だから、それまでたくさん勉強できます。町田さんこそ、病気になったらダメよ。日本の患者さんが早く治るように祈ります」と。
あらためて、このようなパンデミック的な事件の無かった普通の生活がいかに貴重で大切なものだったのかを噛みしめ、その日常が恋しく思う毎日です。
| あとがき |
3月はおひな祭りです。また、ホワイトデーを心待ちにしている女性もいらっしゃるかと思います。そして、4月になれば、桜の花とともにランドセルを背負った新1年生のデビューと、季節も移り変わります。希望を持って、春到来を待ちましょう。
マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。
マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。
以 上
END